世界一やさしい「思考法」の本―「考える2人」の物語 を読んだ

マーケティング部の青木優人と倉田京子が新商品の販売戦略を思考法について解説をしながら進んでいく物語。 物語パートと思考法についての解説パートで構成されている。

新商品の販売戦略ということをベースに説明しているので、 思考法についても販売戦略を立てることについての思考法、販売戦略を上司に提案するための思考法と ビジネスでよくある何かの企画の作成→プレゼンテーションの作成というところで使いやすいように思える。

「考える」とは、具体的には、「自分の主張・意見を決める」こと。

ボーっと何かを考えたり、答えの出ないことを考えたりと思ってしまうが、 確かに考えるというのは何かを最終的に何かを決めることだと思い納得。

プレゼンの目的は「意思決定・行動」をしてもらうこと。

相手に話を理解してもらうことだと勘違いしてしまうが、 理解してもらっても何も進まなければ失敗なんですよね。

全体的にさらっと読めて面白かった。 この本だけで思考法についてマスターするとかは難しいと思うけど 取っ掛かりとしては良い本なのではないでしょうか