年収が10倍になる速読トレーニング を読んだ

年収が10倍になる速読トレーニング

年収が10倍になる速読トレーニング

著者の苫米地英人さんが説明する究極の速読法についての本。 速読法については「ハイサイクル・リーディング」、「ハイスピードツイートリーディング」の練習方法が説明されている。 出来るだけ本を早く読むことで本を読むだけでなく、脳のトレーニングになる。

小説がIQを高めるのには最高の活字媒体 だからです。

確かに私も中学〜高校時代に兄が持っていた小説にハマって同じ小説を何十回と読み返し、読書の速度が飛躍的に上がった気がする。 その勢いで6年で1000冊以上の本を読み、成績も良くなったと思う。 中学時代は自由になるお金も無いから、同じ小説を何度も何度も読んでいたのが良かったみたいです。

読者側がもともともっている知識量がなにより大切なのです。

知識を増やすために読書をし、知識が増えることで読書の速度が上がり、読書の速度が上がることで知識を得る速度が上がる。 このサイクルはとても良いです。

あなたが作家になって自分を描く、同僚を描く、上司を描く。それだけでいまの仕事は面白さが格段にアップすることでしょう。

これはとても面白いと思う。その物語の先を考えることで未来を想像することや、1歩引いた視点で現状を見返すことが出来る。 さらにifまで含めれば自分のやりたいこと、こうだったら良いなということまで考えられて世界が広がる気がする。

新たな視点をもつこと、新たな情報の見分け方をもつことがあなたを成功へと導いていく のです。

新たな視点を得られるように、日々読書をしてみる。

世界一やさしい「思考法」の本―「考える2人」の物語 を読んだ

マーケティング部の青木優人と倉田京子が新商品の販売戦略を思考法について解説をしながら進んでいく物語。 物語パートと思考法についての解説パートで構成されている。

新商品の販売戦略ということをベースに説明しているので、 思考法についても販売戦略を立てることについての思考法、販売戦略を上司に提案するための思考法と ビジネスでよくある何かの企画の作成→プレゼンテーションの作成というところで使いやすいように思える。

「考える」とは、具体的には、「自分の主張・意見を決める」こと。

ボーっと何かを考えたり、答えの出ないことを考えたりと思ってしまうが、 確かに考えるというのは何かを最終的に何かを決めることだと思い納得。

プレゼンの目的は「意思決定・行動」をしてもらうこと。

相手に話を理解してもらうことだと勘違いしてしまうが、 理解してもらっても何も進まなければ失敗なんですよね。

全体的にさらっと読めて面白かった。 この本だけで思考法についてマスターするとかは難しいと思うけど 取っ掛かりとしては良い本なのではないでしょうか